業務委託のデジタルマーケターの登用で失敗するリスクは?解決策まで解説

少子化で人材不足な一方で、世の中はデジタル化が急速に進んでいるため、昨今、企業におけるデジタルマーケター人材の需給は逼迫しています。

この流れを受けて、企業は事業の拡大・成功のためにフリーランス(個人事業主・副業)などに業務の一部を委託する例が増えています。一方で、業務委託人材の登用で失敗するケースも少なくありません。

本稿では、マーケター人材を確保したいと考えている企業の担当者様に向けて、業務委託のデジタルマーケターの採用に失敗するリスクとその解決策について解説します。

目次
マーケティング業務を委託するうえで起き得る失敗例
業務を委託するうえで生じる失敗を回避するための方法
企業が業務をマーケター人材に委託するメリット
ハイスキルな業務委託のマーケター人材を採用するポイント
まとめ

マーケティング業務を委託するうえで起き得る失敗例

マーケティング業務をフリーランスに委託することで生じ得るリスクとして、どのようなものがあるのかを解説していきます。

ミスマッチな採用で品質が低下するリスク​

業務委託先がスキルを持っているか否かは採用時に把握しにくいものです。実際に就業してもらうまで、業務委託先のフリーランスのスキルは分かりません。時には、ミスマッチな採用を行ってしまうリスクも考えられます。

また、いかに優れたスキルを持つフリーランスを採用したとしても、長年自社で行ってきたマーケティング施策をすぐに引き継げるものではありません。

品質の低下があれば、自社で再確認を行う業務が余分に生じるほか、他のフリーランスを探し直すなどの手間やコストが生じるリスクもあります。

社内でノウハウが蓄積しないリスク

ハイスキルなマーケターに業務を委託することができるというメリットがあるものの、委託先はあくまで社外の人材であるため、社内にノウハウが蓄積しにくいというリスクがあります。

また、フリーランスは複数の企業で稼働しているため、長年自社で培ったノウハウが他社に広く伝わるというリスクも考えられます。

情報漏洩や資産の不正利用による損害や信頼損失のリスク

業務委託先のフリーランスが業務上知り得た機密情報を故意に転売したり、企業の資産を悪用して、資金を横領するリスクが考えられます。

昨今、大手広告会社の元社員が架空発注で計7億円を搾取したとして、警視庁に逮捕されました。フリーランスではなく、元社員の例にはなりますが、業務委託のフリーランスは正社員同様の裁量を持って業務に当たるケースもありますので、やはり同様のリスクは考えられます。

参考:大手広告会社の元社員ら逮捕 架空CMで7億円超を詐取か
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000198643.html

費用負担などの損害を被るだけでなく、企業としての信頼を失うことにもなりかねない点、注意が必要です。


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業務を委託するうえで生じる失敗を回避するための方法

これまで業務委託における失敗の事例を紹介してきました。企業担当者様においては、「さらに不安になってしまった」かもしれません。以下では、失敗を回避するための方法について解説します。

業務内容は具体的に契約書に残す

上述のミスマッチな採用を防ぐために、業務委託契約書で業務内容を細かく、具体的に記載しておくことで防げる見込みがあります。

また、社内にノウハウを蓄積するために、業務委託のマーケターと密に連携して、マーケティング施策を行い、ノウハウを可視化・共有化することが重要です。

業務ガイドラインを構築する​

業務委託は社内人材に業務を指示するわけではないため、コミュニケーションの問題が生じる場合もあります。

例えば、SEO対策の業務を依頼するのであれば、提案要件書(RFP:Request For Proposal)を業務委託のマーケターに提示し、それにもとづいた提案書をマーケターに提出していただくなどの業務ガイドラインを構築することで、業務に対する品質の向上が見込めます。

NDA(秘密保持契約)を締結する​

NDAは取引(契約)の前提として業務において知り得た情報を第三者に漏らさないことを約束するものです。NDAを締結しておけば、記載事項に違反した場合に損害賠償の義務を負います。そのため、情報漏えいに関して相手方の注意力向上が見込めます。

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企業が業務をマーケター人材に委託するメリット​

マーケティングを業務委託に依頼するメリットして、以下が挙げられます。

・売り上げアップ
最新のマーケティングに精通した人材に業務を委託するので、トレンドに乗ったマーケティングを実践できます。流行に乗れば、売り上げ拡大につながります。

・スキルアップ
業務を委託することで、委託先からマーケティングノウハウを学べます。学んだノウハウを社内展開し、正社員へ研修すればスキルアップを図ることも可能です。

・コスト削減
業務委託契約は雇用契約に比べて、一般的にコストを抑えながらより良い成果を得られます。具体的には、下記のコストを削減できます。

・採用活動における手間や費用
・社員の社会保険料を折半する費用
・福利厚生費
・賞与(ボーナス)の支給費用
・給与の支給費用
・年末調整など税務における手間と費用

業務委託であれば、例えば契約期間を3カ月単位など短期で設定すれば、マーケティング課題に応じて需給コントロールが可能になるため人件費を変動費として扱えることはメリットです。人件費を変動費で扱えて、採用リスクなく即戦力のマーケター人材を採用できるため、業務委託での採用に注目が集まっているのです。

ハイスキルな業務委託のマーケター人材を採用するポイント​

業務をマーケター人材に委託する方法として、次の3つが挙げられます。

1.クラウドソーシングでマーケター人材を募集する
2.求人サイトでマーケター人材を募集する
3.エージェントを利用する

このうち、方法1と方法2の様に、企業が自ら、必要なスキルを持ったマーケター人材を探すのは容易ではありません。一方で、方法3のエージェント活用では、自社のニーズに合ったスキルを持ったマーケター人材を紹介してくれるため、推奨できます。

しかし、エージェントと一言にいっても、様々なエージェントが活動をしています。ハイスキルな業務委託のマーケター人材を紹介してもらえるエージェントの選定ポイントは以下の3つです。

1.マーケティングに精通していること
2.レスポンスが早いこと
3.企業と業務委託人材双方の利益を考えられること

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情報漏洩や品質低下などのリスクを避けるうえでも、エージェント選定は慎重に行うようにしてください。

まとめ

業務委託のデジタルマーケターの登用で失敗するリスクとその解決策まで解説しました。ハイスキルな業務委託のマーケター人材を採用することができれば、売り上げアップ、スキルアップ、コスト削減につながります。本稿を参考に採用を進めてください。


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