現役フリーランスが考えるフリーランスマーケターを活用するべき理由

情報化が進み、人々の価値観が多様化する現代では今までやってきた手法では、太刀打ちできなくなってきている企業も少なくないでしょう。

企業が生き残っていくためには、「顧客が求める商品やサービスを顧客が求めている時に提供する」ということが大切になってきます。

今までよりも一層マーケティング人材が重宝される時代になるといえるでしょう。

しかし、日本企業ではマーケターが不足しており、きちんとマーケティング戦略が実行できていない会社も少なくないのが現状。

そこで注目されているのがフリーランスの存在です。

最近では、高いマーケティングスキルを持つフリーランスが増えてきているんです。

今回は、不動産業界、自動車業界などを経て、広告代理店に転職し、現在ではフリーランスとして活躍している橋本さんのお話を中心に、フリーランスとして働く心境や、会社員からフリーランスへ転職した後の変化、フリーランスの今後、マーケティングの魅力などを紹介します。

〈橋本拓也さんの経歴〉
新卒後、金融機関、不動産業界、自動車関連会社などを経て、株式会社オプトにて広告コンサルとして複数のクライアントを担当。
戦略策定などの上流から制作・運用まで幅広くデジタルマーケティング分野に関わる。
2020年1月よりフリーランスとして独立し、広告運用、プランニング、ディレクションをメインに複数のプロジェクトで活動している。

 

※詳細→ポッドキャストはこちらから

不安や戸惑いは?フリーランスとして働く心境

インタビュアー:「オプトさんは大手で、最先端なお仕事をされていたと思うんですが、そういう環境からご自身でやっていくことについての抵抗感はありませんでしたか?」

橋本さん:「はい。当時は全くなかったです。新しく、今までやっていたこと以外に挑戦できるチャンスを自分で掴みにいける環境が手に入るっていうところで、フリーになることへのリスクや危機感は特に感じなかったですね。」

インタビュアー:「もともと周りにフリーランスの方がいらっしゃったんですか?」

橋本さん:「はい。もともとオプト時代から副業をしていたり、フリーランスの知り合いがいたり、その中で仕事もしていたので不安を感じにくい環境だったっていうのはあります。」

インタビュアー:「今、フリーになってどのくらい経ちますか?」

橋本さん:「ちょうど1年半ほどになります。」

インタビュアー:「ちょうどコロナ禍とバッティングしているんですけど、後悔したことや大変だったことはありましたか?」

橋本さん:「コロナになりたての頃は、私の保有しているクライアント様の方で事業縮小になったり、広告の予算が減少したりなどはありました。しかし、別のお客様で通信販売系の業者さんでは予算の増額や新しくどういうふうにECでの販売を伸ばしていくかなどのお話はいろいろ頂いていたので、特に不安は感じず、今までやってきたやり方と基本的には変わらないかなと思っています。」

インタビュアー:「なるほど。ちょっとへこんだところもあるけど、逆に増えたところもあったみたいな感じなんですね。いわゆる会社から出た状態で、営業などお仕事の獲得っていうのはどういうふうにされているんですか?」

橋本さん:「主には、紹介がメインとなっていますね。」

インタビュアー:「結構、紹介ってくるんですか。」

橋本さん:「そうですね。真面目にやって成果を出して、しっかりとしたコミュニケーションを取っていれば、自ずと紹介に繋がってくると私は思っています。」

インタビュアー:「オプトさんでもともと営業みたいなこともされていたんですか?」

橋本さん:「コンサルの事業の方ですね。」

インタビュアー:「じゃあ、お客さんと接する機会はあっても、ばりばりの営業というよりはスタッフというような立ち位置でお仕事されていたってことですね。」

橋本さん:「そうです。運用の戦略を立てるところから実務というところを担当していました。」

インタビュアー:「実際、フリーランスは全部自分でやらなくちゃならないじゃないですか。そのへんは特に戸惑いなどはなかったですか?」

橋本さん:「はい。もともと私が営業職出身ということもあったので、人と接することや新しく仕事を取っていくことに関しては特に不安はなかったです。」

 

広告業界のお仕事について

インタビュアー:「橋本さんは最初は全然違う業界にいらしたと思うんですが、広告業界って、外から見た時と中に入った時、なにか違うところってありましたか?」

橋本さん:「私が転職したのは、ものを売る仕事ではなく、物を売る仕組みを作ることをやっていきたいっていう理由で、もともとある程度、広告代理店の仕事というのは調査して入っていたので、特に違和感などは感じなかったです。」

インタビュアー:「じゃあ、外から見て調べた時と実際のやってみた後で、全然違和感はなかったっていうか、想定の範囲内って感じだったんですかね。」

橋本さん:「そうですね。想像以上に夜遅いとかはありました。」

インタビュアー:「ハードですよね。最近いろんな表現が難しい時代ですけど、やっぱり広告会社っていわゆるブラック的な働き方をしてましたね。」

橋本さん:「そうですね。」

インタビュアー:「今は違うと思いますけどね。橋本さんは主にWeb広告のお仕事がメインでしたよね。プランニングとかコンサルティングとか広告にも色んな種類があると思うんですけど、橋本さんの得意分野というか、自信がある分野はどういうところになるんですか?」

橋本さん:「はい。私は、現状の分析の部分とそこからのプランニングが主に1番得意としている分野です。広告の媒体みたいなところでいうと、GoogleとかYahoo!とかは基本触ったことはあるかなと思っています。」

インタビュアー:「なるほど。結構細かいこと覚えなきゃいけないと思うんですが、最初は大変でしたか?」

橋本さん:「おっしゃる通り、細かいこと覚えなきゃいけないので、最初は大変だった記憶はありますね。」

インタビュアー:「大手なので、教育体制はしっかりしていたと思うんですが、とはいえ、現場で信じられないようなことが起きるじゃないですか。例えば、運用とかで。そういう大変な経験はやっぱりありましたか?」

橋本さん:「そうですね。大変だったのは、目標が未達で着地してしまった時ですね。クライアント様には、事業としての責任があるので、そこをどう達成していくかっていうのを並走して考えていくっていうのが、やはり1番の醍醐味でもあり、大変な部分かなとは思います。」

インタビュアー:「そういう意味でのプレッシャーはやっぱりありますよね。」

橋本さん:「プレッシャーは24時間ありますね。」

インタビュアー:「デジタルの前から広告の仕事をしている身としては、数字がある意味出なかった時代から出る時代になったのは良いことだと思うんですよ。でもやっぱり反面、プレッシャーっていうのはありますよね。」

橋本さん:「そうですね。前月対比とか前年対比とか、もう数字で比較できてしまって、なぜ落ちたのかっていうのがひと目で分かってしまうので、やはりそこのプレッシャーはより大きくなったのかなとは思いますね。」

インタビュアー:「常に成果を出し続けるために心がけていることはありますか?」

橋本さん:「心がけていることは大きく2つあります。1つ目は、全体の目標の持ち方っていう部分で、1つの目標にこだわらず、全体を通して何ができるのかっていうところをプランニングしていくっていうところが大切だと思っています。2つ目としては、私がいなくなった時にいつ誰でも対応ができる仕組みを確立していくことに力を入れています。」

インタビュアー:「サラリーマン時代、大きな会社にいらっしゃったんで、横の競争というか、意識する方は結構意識すると思うんですが、橋本さんはどうでしたか?周りに優秀な方がいらっしゃったと思うので、刺激を受けることはありましたか?」

橋本さん:「そうですね。社内に優秀な人材がたくさんいて、資料とかノウハウとかを直接学ぶ機会はあったので、やはりプレッシャーにもなり、成長の糧にもなったかなと思います。」

 

会社員からフリーランスへの転職後の変化

インタビュアー:「今、実際にフリーランスの立場でお仕事されてみて、想像していた感じと同じなのか、会社員時代とは違うのか、そこはどうですか?」

橋本さん:「自ら行動をして情報を取りにいくとか、あとは言われたことをやるだけじゃなくて、自分でバリューを発揮していかないと厳しいなっていうところで、より仕事に対する思いは強くなりました。」

インタビュアー:「大手にいらしたので、何もしなくても情報が入ってきていたと思うんですが、外に出てみて、そのあたりはどうですか?」

橋本さん:「そうですね。横の繋がりを持たないと、基本的に情報は入ってこなくなります。確認することは知識だけになってしまうので、常に取りにいくっていうのは、本当に必要な仕事の1つになっているといえますね。」

インタビュアー:「でも、そのように動いていれば、情報弱者にはならないっていうか、それなりにキャッチアップはできるものなんですかね。」

橋本さん:「そうですね。」

インタビュアー:「では、会社員時代と比べて、お金の面はどうですか?」

橋本さん:「前職の年収を1ヶ月くらいで稼げるくらいにはもらえるようになってますね。」

インタビュアー:「それは、最初に想定していたんですか?それとも嬉しい悲鳴という感じですか?」

橋本さん:「嬉しい悲鳴ですね。」

インタビュアー:「じゃあ、今のところは大満足って感じですか?」

橋本さん:「そうですね。満足はしていますが、更に大きくしていければなと思っています。」

インタビュアー:「なるほど。お仕事していただける先の方々、クライアントさんの反応はどうですか?」

橋本さん:「基本的には満足していただいているかなとは思っています。私の仕事のスピードや正確性に関しては、非常に評価を頂いていると自負しています。」

インタビュアー:「会社員時代にフリーランスになろうと思って、今の成果やクライアントさんからの評価に関しては、思っていた通りですか?予想を下回っているのか、それとも上回っているのかっていう部分でいうとどうですか?」

橋本さん:「それでいうと、想像以上かなと思います。会社員時代とは視点や視座が変わるので、見ている目線が1つ上がるというところでいくと、会社員時代よりも先方のかゆいところに手が届くようなアドバイスもできるような視点を持って仕事できているかなと思っています。」

インタビュアー:「クライアントさんの課題などに今まで以上に向き合う、突っ込んだ話をするっていうところは意識されているんですか?」

橋本さん:「してますね。」

インタビュアー:「社名とかはいいんですけど、どんな課題が多いですか?」

橋本さん:「代理店に仕事を依頼しているけど、社内でそれの提案内容が正しいのか正しくないのかわからないなど社内的な情報感度の低さとか、社内体制とかに課題を感じている企業様は多いですね。」

インタビュアー:「たしかに、それはありますよね。広告会社って、実はいろんな事例を見てるけれど、事業会社でやっていると横が意外とわからないんで、気になったりとか参考にできないとかっていうのはありますよね。今、橋本さんはフリーランスっていう立場で、いろんな会社とお付き合いできるっていうのは1つのメリットかなと思います。会社員時代よりもクライアント様に突っ込んでお仕事をするようになって、それが成果として跳ね返ってきているみたいな感じなんですかね。」

橋本さん:「そうですね。今までだと、ここまでって線引きがあったものがなくなったので、やればやるほどお客様も喜びますし、目標が目に見える中で並走できるので、やりがいを感じているっていうのが現状です。」

インタビュアー:「良いことばっかりですね。」

橋本さん:「そうですね。会社員だと決まった業務だけで、正直やれる範囲が狭いので、自分の会社員で得られるスキルをある程度積んだら、フリーランスになった方が、個人的にはやりがいややれる範囲っていうのも広くなるので、良いかなとは思ってますね。」

 

やっぱり不安定?フリーランスの今後

 

インタビュアー:「なるほど。とはいえ、一般的にいうと、フリーランスって不安定じゃないのとか、コロナでもフリーランスの仕事がなくなってるみたいなニュースもあったりとか、後はフリーランスを使う企業もやっぱりまだまだ少ないと思うんですけど、この先はどうなると思いますか?ポジティブなのか、活路があるのか、そうじゃないのか。実際に、フリーランスとして働いている立場として、どう感じますか?」

橋本さん:「結論、会社員でもフリーランスでも出世していかない限りは変わらないと思います。仕事を取れなくなっても、35歳までなら転職すれば良いかなくらいの感じなので、仕事を取れなくなるみたいなことはあまり考えてないです。」

インタビュアー:「なるほど。僕個人的には、フリーランスの人ってスポーツ選手に似てるなって思うんです。好きなことを仕事にして、お金が入ってきて。ある種セカンドキャリアみたいなものを考えながら仕事している方が多いかなって言う印象があるんですけど、感じたことってありますか?」

橋本さん:「感じています。私が現役で働けるのってあと5年位だと思ってるので、それまでにセカンドキャリアじゃないですけど、自分で事業を持つとかなにかしら作っていかないといけないかなっていう課題感は感じています。」

インタビュアー:「なるほど。今はご自身の中でスキルを上げていくっていうのもあるけど、スキルをちょっと広げたいっていうのもあるんですかね。」

橋本さん:「あんまりないです。スキルを広げるっていうよりかは、輪を広げてマーケターが働きやすい環境を作るとか、仕事をいっぱい取ってきて、みんなで回せる環境を作って仕組み化していくとかってことをやっていきたいなと思っています。」

インタビュアー:「今、コロナで働き方に関する意識が変わってきて、リモートワークとかジョブ型みたいに評価の話とかいろんな話出てきてますよね。そういう始業意識とか企業側の意識とかが変わっていく中で、今後いわゆるフリーランスと企業の関係ってどのようになっていくと思われますか?」

橋本さん:「切っても切り離せない関係になってくると思います。」

インタビュアー:「僕の立場で見ると、副業が話題になってきて、副業を解禁する企業は多くても、副業者を採用する企業はまだまだ少ないと思うんですが、それと同じでフリーランスの方を使う企業もまだまだ少ない気はするんですが、そのへんはどう感じますか?」

橋本さん:「そうですね。少ないとは思いますが、日々企業様を見ていると、今後いろんな企業様が取り入れていかないといけないのかなと思います。」

 

積極的に活用するべき?マーケターの需要について

インタビュアー:「マーケティング、デジタルマーケティングのお仕事って、フリーランスに向いているんですかね。フリーランスになりやすかったりするんですか?」

橋本さん:「なりやすいと思いますよ。売るものもないですし、パソコンがあれば仕事できると思うので、現状、スキルさえあれば仕事は舞い込んでくる環境にはあるかなと思います。あとは、企業の方はマーケティングのマーケターが不足しているっていう現状もあるので、企業の広告代理店のマーケターがフリーランスになるのは、仕事自体には困らないですし、独立もパソコン1台でお金もかからなくてできるので、環境かなとは思いますね。」

インタビュアー:「それで年収くらいが1ヶ月で稼げたら本当に良いですよね。」

橋本さん:「そうですね。後は腕次第って感じですね。」

インタビュアー:「じゃあ、会社員時代にどれだけ腕を磨いていたかっていうのが結果に現れる感じですね。とはいえ、マーケティングって、実はちゃんとやっている企業って少ないじゃないですか、そこに関してはどう思いますか?」

橋本さん:「ちゃんとやれば伸びるのにとは日々思っています。しかし、やるリソースが無いっていうところと、単純にできる人がいない、後はそもそもやり方がわからないっていうのがあると思います。」

インタビュアー:「やっぱりマーケターの絶対数が不足していること、きちんと自走できるマーケターがいないことなどが問題なんですかね。」

橋本さん:「そうですね。全体の方向性を示せるマーケターっていうのは非常に少ないかなと思っています。1つの広告運用だけであれば、できる人は多いのかなと思いますね。」

インタビュアー:「僕も会社を辞めて3年くらいになるんですが、当時から若い30歳以下の人たちって役職に上がることに興味がない人とか、40歳、50歳になった時にこの会社にいる自分が想像できないと思っている人とかもいますよね。」

橋本さん:「おっしゃる通りですね。僕もオプトで40歳で課長とかになっているイメージは全くつかなかったですね。でも、この仕事も40歳で現役でやるのは難しい業界かなとは思うので、今いかにして稼ぐかみたいなことですよね。」

インタビュアー:「でも、セカンドキャリアみたいな形で、引退した後にキャリアが作れていくと面白いと思うんですけどね。」

橋本さん:「おっしゃる通りですね。あとは、お金は前より全然困らないので、例えば自社で化粧品作ったりとか、取引先と合併会社作ったりとか、そういう人生の上がり方を視野に入れて動いてますね。」

インタビュアー:「話を聞いていると、やっぱり会社員時代より楽しそうですね。もちろんリスクもあると思いますけど、それも含めて楽しそうに聞こえます。」

橋本さん:「地獄な時もいっぱいありますけどね。やれることは頭でわかってても、それを実行するエンジニアが関わる業務が最近増えているので、うまく連携取っていかないとなっていうのは感じています。」

インタビュアー:「エンジニア領域のスキルって、広告やっている人たちのスキルとぜんぜん違うじゃないですか。だから、難しいですよね。歩み寄りっていうか。エンジニア側もそれは課題だと思うし、マーケター側にとっても課題だと思いますし、本当に重要になってくる部分ですよね。」

橋本さん:「めちゃくちゃ重要です。」

インタビュアー:「そうですよね。僕も全然そこ駄目なんですけど、歩み寄れる人ってお互い少ないと思いますよ。エンジニア側もマーケターと話できないし、マーケターもエンジニアと話できない。そこが乗り越えられると、マーケティングで実現できることが増えてくるのかなと思います。」

橋本さん:「そうですね。この仕様でやってほしいっていうのをどうやってうまく伝えるかっていうのは、日々悩んでいます。フリーランスって、副業も含めなんですけど、1つの分野に特化した人が多いので、分野ごとに分けて頼むことによって、正社員の1人分のコストで3人のプロフェッショナルを入れることができるっていうところがメリットだと思います。企業側としても正社員を雇うよりもメリットが大きいです。」

インタビュアー:「同感です。特にデジタルマーケティングの領域って専門性が進んでいるので、全部できる人なんてほとんどいないんです。でも、どうしても企業って浅く広くみたいな人を採用しちゃうんですよね。あれもこれもやってほしいみたいな。そうすると、結果的に浅いスキルになっちゃうわけで。なので、本当おっしゃる通りできる人をちゃんと採用したほうが良いんですけど、そういう人たちを全員正社員で採用すると今の何倍ものコストがかかることにもなるので、フリーランスを雇って、1人の費用で3人くらい雇えますっていうのが実は実現できるので、使ったほうが良いですよね。」

 

マーケティングの魅力

インタビュアー:「橋本さんにとって、マーケティングの魅力ってなんですかね?」

橋本さん:「私にとってマーケティングの魅力は、自分が今まで触ってきていない商材について、ものの売り方やこの原価があって、いくらで売って、どれだけ企業に利回りがあってっていうのを、いろんな業種で知ることが出来て、それを他に生かせるっていう横の視点を持つことができるっていうことです。あとは、仕組みづくりですね。欲しい人に対して正しく的確に届けるっていうことの積み重ねができるっていうのが魅力だと思います。」

 

まとめ:企業は正社員を雇うよりも低コストでプロのスキルを活用するべき!

今回は、他業界から広告代理店に転職し、現在ではフリーランスとして活躍している橋本さんのお話を中心に、フリーランスとして働く心境やフリーランスの今後について見てきました。

今回のポイントは以下の3点です。

・デジタルマーケティングの領域はフリーランスとして活動しやすい

・しっかり成果を出していればリターンが大きい(会社員の年収を1ヶ月で稼げることもある)

・企業はもっとフリーランスを活用するべき

日本企業では、マーケティングに特化した人材が少なく、しっかりとしたマーケティングを実行できていない企業が少なくありません。

マーケティングに精通している人からみると、「もっとこうすれば絶対伸びるのに…」と感じることも多々あるようです。

浅く広くスキルを持っている人を正社員として雇うよりも、自社に必要な領域を絞り、その領域に強い人材を低コストで採用する方が、社内のスキルを底上げしていくことができるでしょう。

今後は、プロフェッショナルの力を活用していくことで社内に新しい風を吹き込むことも必要になってくるかもしれません。