マーケターとして働く方で、フリーランスになりたいと独立する人が増えています。
しかし、やみくもに独立しても活躍できる有能なマーケターにはなれません。
フリーランスの魅力である自由と責任を正しく捉え、自身の働き方に活かしていく必要があります。
今回は、デジタル広告の領域をメインにフリーランスマーケターとして活躍されている中里洋志氏からお話を伺いました。
日本社会の中で、フリーランスマーケターがどういう立ち位置にいるべきなのかを見ていきましょう。
- 1 中里氏紹介
- 2 急成長中のモバイル広告に携わりたかったことがきっかけでデジタル業界に
- 3 数字で成果が見えるところがデジタルの仕事の魅力
- 4 先達のフリーランスとの出会いがフリーランスになったきっかけ
- 5 得意分野から派生した仕事に勉強しつつ携わる
- 6 コロナ禍でもあまり影響はなかった
- 7 フリーランスになったからこそ企業の実態が見える
- 8 リモートの働き方で自由が増えた
- 9 フリーランスは時間単価が高い
- 10 フリーランスならではのスケジュール管理方法がある
- 11 フリーランスの魅力は自分次第なところ
- 12 デジタルマーケットの可能性は無限
- 13 デジタルマーケティングは日本を変える
- 14 フリーランスマーケターは自分が果たす役割を選べる
中里氏紹介
インタビュアー:本日お迎えしているのは、中里洋志さんです。中里さん、よろしくお願いします。
中里氏:よろしくお願いいたします。
インタビュアー:中里さんは広告会社で、デジタル広告領域のプロモーション、マーケティング支援を経験されました。その後独立され、現在はフリーランスとして活躍されています。それでは中里さん、簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか。
中里氏:はい。中里洋志と申します。大学卒業以来一貫して、デジタル広告領域で営業および営業マネジャーとして従事してきました。
特に2006年以降はネット、モバイル業界に身を置き、企業様のプロモーション支援やマーケティング支援をさせていただいております。
2020年3月からはこれまでの経験を生かして、フリーランスとして活動をしております。主にデジタル広告における営業やプロモーション支援、マーケティング支援が得意領域です。
インタビュアー:ありがとうございます。
急成長中のモバイル広告に携わりたかったことがきっかけでデジタル業界に
インタビュアー:最初に、デジタル広告の世界に入ったきっかけを聞かせていただいていいですか。
中里氏:はい。もともとデジタル広告にすごく興味がありまして、本当は新卒でいきなりそこの領域に飛び込みたかったんですけど、いろんな縁があって、最初は人材業界の求人広告の営業からスタートしました。
当時はまだ雑誌の広告や、折り込みチラシの広告がアルバイト求人のメインだったんですけども、そこをインターネットに変えていくというミッションのもと、デジタルの求人広告媒体というのを営業していました。
そこで3年ぐらいやったんですけど、やはり従来の求人という領域ではなく、ネット業界・モバイル広告の業界に身を置きたいと思いまして。
当時、モバイル広告というのは今以上にものすごく成長していた時期なんですよね。
インタビュアー:モバイル広告ってあれですかね。スマホの前の?
中里氏:いわゆるガラケーですね。iモードが出てきた頃です。
モバイルインターネットがこれから来るだろうっていうところもあったので2006年に転職をして、モバイル広告の取り扱いをしているモバイル系ベンチャー企業に入社して、そこからずっとネット広告に携わっているという状況ですね。
インタビュアー:ネット広告がやりたい分野だと。
中里氏:そうですね。マーケティングっていう意味でいうと、ガラケーの頃はアフィリエイト広告とか、純広告っていういわゆる枠売りみたいな感じでした。広告自体を売ってくるみたいな。どっちかっていうと営業なんでセールス寄りなんですけども。
インタビュアー:売っていましたね。
中里氏:当時いたその会社も、もともとアフィリエイトの事業会社だったんですけれども、その市場は、ガラケーからスマホにシフトしたあたりで、広告代理店・代理事業というところに事業転換をしていきまして。
そのタイミングで広告代理店という立ち位置で、クライアント様のプロモーション支援、マーケティング支援をさせていただくようになりました。
全体的なプロモーション戦略を考えたり、もうちょっと踏み込んでお客様のマーケティング支援をさせていただくところに本格的に関わってきたのは、そのタイミングかなという気はしています。
数字で成果が見えるところがデジタルの仕事の魅力
インタビュアー:本当にやりたい仕事をおやりになっているということなんですけど、どういうところが魅力的だったり、楽しかったりするんですか。
中里氏:私は、営業という側面も少しありまして。
営業だと目標値があって、その目標をどう戦略的にクリアしていくかみたいに考えていくところがあると思うんです。
マーケティングに関してもそれに近しい考え方がありまして、戦略から目標値、いわゆるKPIみたいなところを立てて、どうやってその数値まで持っていくかを考えます。
その上でもし数値に達しないのであれば、戦略をどう変えていくのかみたいなところですね。
そういった、数字としてわかりやすく反映されるところ、成果が数字で見えやすいところが僕はすごく好きで。
お客様の売り上げに直結するところとか、例えばプロモーションでいうと集客や、そこからお客様の売り上げにつながるところとか。そういうところも含めて、数字で分かりやすく成果が見えるところが好きですね。
先達のフリーランスとの出会いがフリーランスになったきっかけ
インタビュアー:理想というか、本当にやりたい仕事に巡り合って活躍されていたところから、フリーランスになってみようと思った理由はなんですか。
中里氏:もともと、若い頃というか新卒の頃から、起業したいという思いはずっとあったんですね。
ただ、幸か不幸かと言いますか、それぞれの会社でやっぱりそれなりに面白い仕事をさせてもらっていたので、これはこれでありだなという思いもあって。
何がなんでも起業しなきゃみたいな思いもだんだん薄れていったというか、今の仕事は今の仕事で楽しいっていう思いもあり、そのままなんとなく来たんですよね。
フリーランスになった年は、40歳って年齢を迎えたのと、ちょうど任されていたプロジェクトが一段落したんです。
そういうタイミングもあって次どうするかって考えて、多分このタイミングで独立しないとチャンスを逃しそうだなという思いがありました。
インタビュアー:もう一生できないかもみたいな。
中里氏:ただ、自分の性格的にしなさそうだなみたいなところもあって。
このタイミングで独立するかなと思いつつも、当時はちょっとまだ自分がデジマ関連でやっていくのか決心がまだ持てなくて。
というのはデジマ関連って、僕が見てきた世界だともうプレーヤーもいっぱいいるし、差別化するのも難しい。という中で、何かプラスアルファがないとちょっと難しいなという思いが当時はあったんですね。
なので起業をこのタイミングでどうかって迷っているときに、ちょうどフリーランスで活動している方たちとも何人かでお会いして、その方たちの働きぶりだったりとか、考え方なんかもインプットすることができたのは大きかったです。
起業する前のタイミングとして、いったんフリーランスになるのもありなんじゃないかなということでフリーランスになりました。
インタビュアー:お会いになったフリーランスの人の考えとか働き方など、具体的にはどんな感じだったんですか。
中里氏:時間の使い方とか、結局自分次第で仕事へのチャレンジができることとか。
あとはもちろん収入面は頑張りが反映されるみたいな話もありましたし、やっぱり自由度が高いというのは一番大きかったかもしれないですね。
インタビュアー:自由度?当時ってあれですか。コロナの前ですよね。それでも自由な感じだったんですか。
中里氏:そうですね。比較的、今みたいな仕事をしています。
出社とかはあったかもしれないですけど、どっちかというと会社の枠にとどまらないというか。月曜日から金曜の平日は会社に行かなきゃいけないという枠には、はまっていないというか。
インタビュアー:周りからは、反対されなかったんですか。
中里氏:反対は意外となかったですね。家族なんかも割と快くそこは。
インタビュアー:なるほど。他の方だと、最初は口をきいてもらえなかったみたいな話も聞くんですけど。
中里氏:知り合いの中では結構ありますね。うちはそこは割と寛容だったかな。
得意分野から派生した仕事に勉強しつつ携わる
インタビュアー:起業の準備段階も含めて一度フリーになって、その後はどんな業務を経験されたんですか。
中里氏:ベースはこれまでの経験のところですね。
デジタルマーケティングの営業支援とか、プロモーションマーケティング支援はベースにありつつ、新しい領域として製作会社さんの営業支援や、会社自体のマーケ支援もやりますね。あとはちょっと毛色が違うんですけど、MEOのお手伝いをしたりとか。
インタビュアー:なるほど。
中里氏:なのでベースにデジタルマーケティングを置きつつ、ちょっと派生した製作会社さんとか、MEO関連をやられている会社さんに携わらせてもらって、少し勉強しているというような状況ですね。
コロナ禍でもあまり影響はなかった
インタビュアー:フリーになられてからは、結構順調に仕事を?
中里氏:そうですね。おかげさまでわりと順調な方かなとは思います。
インタビュアー:タイミング的には、コロナ感染が広がったときぐらいにフリーになった感じですか。
中里氏:そうですね。ちょうど2020年3月から稼働開始をしているので。
3月の稼働開始頃は、今までお手伝いしていた会社さんの方に出向いたりとか、半分リモート、半分出社みたいな形でやっていたんですけども、その後、確か4月ですよね。
緊急事態宣言が出て、そこからフルリモートという感じですね。
インタビュアー:振り返るとすごいタイミングですね。
中里氏:まったく予想はしてなかったものの、そうですね。とはいえこういう業界・業種柄、そんなに影響は受けていないという印象もあって。
インタビュアー:インターネット広告も相変わらず伸びていますしね。
中里氏:そうですね。
インタビュアー:じゃあ、コロナにもほとんど影響されずにフリーランスとして船出されたという感じですか。
中里氏:はい、そうです。
フリーランスになったからこそ企業の実態が見える
インタビュアー:フリーランスになっていろいろな会社さんと関わることになったと思うんですけど、そのあたりはどうですか。
中里氏:すごく楽しい刺激になっていますね。
どうしても会社だと、その会社内のみでの業務になると思うんですけども、フリーランスとしていろいろな会社とお付き合いをして、いろいろな会社の業務を請け負っていくというのはすごく勉強にもなりますし、とても充実していますね。
インタビュアー:なるほど。いろんな会社の中というか、協力する側の社員みたいな形で携わることが多いと思うんですけど、その会社の内面が見れるみたいな立場からはどうですかね。マーケティングとかデジタルは各社各様だと思うんですけど、そういったところで感じたものとかあったりしますか。
中里氏:いっぱいありますね。
おっしゃっていただいた通りで、会社によって全然課題感が違うのと、どういう角度で見るかによっても全然変わってくるんですけども、全体的に言えることは多分どこの会社も人が足りていないんだなっていうことですね。
単純に頭数が足りないっていう意味でもそうですし、そもそも採用できないとか。マーケターがいないっていう会社もあるでしょうし、そういうのも含めて全体的にまず人が足りていないんだなっていうのは感じていますね。
インタビュアー:デジタルの取り組みと言いますか、DXと言われていますけど。
中里氏:そこら辺の遅れもあるんでしょうね。大手さんでもまだここなんだみたいなところもあります。それも大手さんならではと言いますか、進めたくても組織が大きくなるとなかなか動かしづらい部分もあると思うので。
本心としては動かしたいけど、なかなか動かせないところもあるんでしょうね。いずれにしても、思ったほど進んでいないなと思うことは多々ありましたか。
インタビュアー:DXみたいな形でいうと、ちょっと不謹慎に聞こえなきゃいいですけど、コロナがなかったとしたら多分リモートとかも進んでいないでしょうし、考えたらちょっと怖いですよ。
中里氏:そうですね。だからある意味こういう状況になって、デジタル化を進めざるを得なくなったっていうのはいいことだとは思うんです。
リモートの働き方で自由が増えた
インタビュアー:ちなみに今は、業務は基本的にはリモートでやられている?
中里氏:そうですね。ほぼ100%リモートで。
インタビュアー:じゃあ、ご自身が当時お感じになった自由な働き方ができているという感じなんですか。
中里氏:そうですね。時間の使い方は圧倒的に変わりました。
インタビュアー:具体的に変わったところがあれば。
中里氏:リモートになったという点もあるんですけども、やっぱり家族やプライベートを考慮したスケジュールの組み方ができるようになりました。
具体的に言うと、子どもたちの習い事1つ取っても、まだ小さいので送り迎えが発生するんですけど、これは多分出社して、普通に仕事をしていたら無理ですね。でも送り迎えなんていうものは言っても15分とか30分レベルなんで、そういう時間を仕事の合間に捻出できるというのは、今までなかったです。
それが故にできる、要は子どもたちにやらせられることもけっこう増えたというのがあったりで、時間の使い方というのは思いっきり変わりましたね。
フリーランスは時間単価が高い
インタビュアー:なるほど。これ必ず皆さんに聞いているんですけど、収入面はどうなんですか。
中里氏:額面だけで言うと微増という感じです。サラリーマンのときってフルタイムで出社していたので、そういうところも含めてですけど。
インタビュアー:デジタル業界のサラリーマンは9時からで、17時じゃ終わらないですもんね。
中里氏:そうなんですよね。
なのでそういった拘束されていた頃のサラリーマンの額面と、今、割と自由に使える時間があってのフリーランスとしての額面でいうと、額面上だと微増なんです。
でも稼働は当時の7〜8割ぐらいになっているんじゃないかなと。なので、実質的には1.3倍とか1.5倍くらいのイメージかもしれないですね。
フリーランスならではのスケジュール管理方法がある
インタビュアー:自由に時間を使えるのって、半面、よくリモートだとさぼるみたいな話があるじゃないですか。その辺はご自身でコントロールというか。
中里氏:そうですね。基本的にはスケジュール帳で全部管理していて、この時間はこういう業務と決めています。
関わっている会社も3社ぐらいあるので、それぞれ時間を区切って、この時間はこの業務ってまず区切るのと、あとは調整の中にプライベートも入れ込んで、特段問題なくやっている感じです。
インタビュアー:お休みはいつ取られていますか。
中里氏:基本的には土日ですね。
フリーランスの魅力は自分次第なところ
インタビュアー:なるほど。フリーランスになられて、スタートから開業までかなり順調にやられている感じだと思うんですけど。フリーランスの一番の魅力ってどんなところなんでしょう。
よく僕も、フリーランスについて聞かれるんですけど、フリーランスって不安定じゃないですかとか。
あと、コロナ感染が広がり始めた頃に、報道でもフリーランスの人も窮地になっているみたいな話もありましたし。職種によると思うんですけど、今お話を聞くと、それとは真逆な感じなので、それも含めてフリーランスの魅力ってどういうところなんですか。
中里氏:人それぞれなのもあるんでしょうけど、僕にとってはやっぱり自由。
これはいろんな意味があって、時間的な自由もそうですし、場所を選ばずっていう自由もありますし、あとはある程度のスキルを担保するっていう前提でいくと、仕事が選べるっていう自由もあります。
選べるってちょっと上からなんですけど、ある程度自分がやりたいって思っていた仕事に就けるという意味での選択の自由がサラリーマンよりあるなと思いますし。
あとは頑張り次第でいくらでも収入は青天井ですね。
インタビュアー:青天井、いいですね。
中里氏:僕がというよりは、やり方とか、人によってはそういう側面もあるということです。
いってもサラリーマンだと昇級とか、もちろん全然給料高い人たちもいっぱいいると思いますけど、それでもこう、段階踏んでいったりとか。そういうものなのでしょうがないですけど、段階を踏まないと給料が上がっていかないっていう仕組みだったりとか、やはり段階を踏むのでも限られたアップしかしないといいますか。
そういう面があるので、そういう意味では、そこはフリーランスの腕次第で、いくらでもっていうところがありますよね。
あとは人によってはデメリットかもしれないですけど、僕にとっては、自己責任で全部できるというのは1つのメリットです。
収入面にしても、当然自分が頑張らなければ稼げない。頑張らなければそれなりに収入は下がる。それはもう全部自分の責任になるし。
それから、組織に属しているとどうしてもいろんな方たちとの関わりというのが仕事に影響してくるんですよね。それはそれで全然いいんですけども、責任の所在が曖昧だったりとかいう側面も出てきますよね。
自分の業務に関してはすべて自己責任でできるっていうのが、僕にとってはメリットの方が大きいですかね。
デジタルマーケットの可能性は無限
インタビュアー:なるほど。さっき、フリーランスというよりも起業を目指しているという話をしましたけど、この先の展望としてはやっぱり起業をというのはおありになるんですか。
中里氏:1つ考えとしてまとまったというか決心がついたのは、やっぱりデジタルマーケティングの領域でいきたいというところです。
2年間、いろんな方たちに会って課題感とかをヒアリングしていく中で、さっきあった、マーケティングに人が足りていないっていうこととか、実はデジマが行き届いているのって、僕が見てきたこの狭い世界でしかないなと実感しまして。
実は他の業種とか、もっと言うと都内を外れた地方に目をやると、実は驚くほどデジマが進んでいないということに気付きまして。
当てがあればそこら辺の底上げとかサポートをしていく役割は担えるんじゃないかなっていう思いが芽生えていますね。
インタビュアー:デジタルマーケットの可能性って、もうちょっと突っ込んで言うとどういうところなんですか。
中里氏:そうですね。可能性か。
今の話と重複しちゃうんですけど、デジタルマーケティングというくくりでいくと、まだまだ行き届いていない業界、地域っていうのはたくさんあるんですよね。
そこがデジタル化できることによって、多分日本はちょっと変われると思うんですよ。
例えばデジタルのリテラシーがないから、自分たちの地域の魅力とか商品の発信ができていない会社とかって、山ほどあると思うんですよ。
そういうところに対してデジタルを駆使してリテラシーを上げることで、日本の良さみたいなのをもうちょっと発信して、それがひいては日本の底上げだったり、日本の魅力を上げることの1つにつながるんじゃないかみたいなことを考えたりします。
デジタルマーケティングをサポートしていくことで、日本をもうちょっと元気にできたらいいなっていう意味で、可能性は無限なんじゃないかなと思います。
インタビュアー:なるほど。年齢的なタイミングもあったと思うんですけど、結果、フリーランスになって良かったですか。
中里氏:すごく良かったです。
フリーランスになったタイミングとリモートが広がったタイミングが合致したのも良かったのかもしれないです。
インタビュアー:うちでいうと、フリーランスでお仕事したい方が、毎月けっこうな数が登録されているんですけど、そこは、コロナが広がっても全然ペースが変わらないですよね。この領域に関しては、あまり影響はないのかなという気は正直しますね。
中里氏:うん、そうですね。
インタビュアー:それでは、本日はここまでといたします。ありがとうございました。
中里氏:ありがとうございました。
デジタルマーケティングは日本を変える
インタビュアー:今日のお話のポイントは2つかなと思います。
1つ目は、フリーランスには自己責任が求められる。
これは全然ネガティブじゃなくて、中里さんからも自己責任でできるところがいいというお話がありました。
結果的に仕事を自由に選べるところがすごくいいなということでしたが、お話をお伺いしていて、すごくフリーランスに合っている性格の方なんだなというのが分かりました。
それから2つ目。デジタルマーケティングには、日本を変える可能性がある。
コロナ以降DXみたいなことも今言われていて、デジタルリテラシーっていう表現をよくしますけど、本当にそのあるなし・理解力・高さで仕事のやり方・効率がすごく変わってくると思うんですけど、そこの浸透力というか。
僕はもともとデジタルマーケティング系の業界にいたので、当たり前だなって思っているようなことがちょっと外に出ると全然違うといったところもすごく感じます。
逆にそういうところがデジタルの力で変わってくれば、本当に日本がもっといい環境・競争力というものを持てて、日本がよくなることになるのかなというのはすごく共感できるお話でした。
フリーランスマーケターは自分が果たす役割を選べる
現在、Webマーケティングの広がりに反してWebマーケターは不足しています。
その中で複数の会社にまたがって仕事ができるフリーランスマーケターは重宝されています。
多岐にわたるマーケティングの分野の中で、自分が結果を残せる分野の仕事を選べるのがフリーランスの強みです。
ブレーンスタイルのマーケターマッチでは、フリーランスマーケターと企業をつなぎ、最大限の結果を残せるような仕事を紹介しています。
今後の日本社会がどうなっていくのかを見据え、どこを自分の働く場所とするのかを一緒に考えていければと思います。
マーケターマッチングでは、履歴が明らかになっている経験豊富なフリーランス500人以上から、自社に合ったマーケターを選抜することが可能です。
マーケティング文脈でフリーランス活用をしたい企業様は、ぜひお声がけください。