フリーランス人材を業務委託で活用するには?マーケティング人材を確保するための方法まで解説

ただ物を並べていても売れなくなった今、売上に直結するマーケティング人材の確保が企業の採用において重要な課題となっています。そんな中、業務委託でフリーランスを活用する企業が少しずつ増えてきました。

フリーランスに業務委託する企業が増えているのにはどのような理由があるのでしょうか。本稿ではフリーランスを業務委託で活用する利点や、活用方法までを解説します。

目次
業務委託でフリーランス人材を活用する企業が増えている
一方で8割の企業がまだ未採用というデータもある
フリーランスの中でも最近マーケターを業務委託で使う企業が増えている
人件費を変動費で扱える、採用リスクなく即戦力が活用出来るので注目が集まっている
まとめ

業務委託でフリーランス人材を活用する企業が増えている

近年業務委託でフリーランス人材を活用する企業が増えてきていると言われていますが、どういった理由があるのか解説します。

正社員雇用が難しい優秀な人材を採用出来る

企業の成長にとって優秀な人材を採用することは欠かせないと理解していても、なかなかそう出来ない理由のひとつに優秀な人材はコストがかかることが挙げられます。

どの業界においても優秀な人材というのは一握りしかおらず、慢性的に不足しているため需要と供給がアンバランスな状態が続いており、いつ解消されるか分かりません。そのため優秀な人材を見つけることは非常に難しく、また正社員で採用するには高額な報酬を準備する必要があります。

その点フリーランスであれば、必要な業務だけ委託出来るため、正社員で採用する必要がありません。フリーランスで複数の企業から委託を受け、活躍している優秀な人は多いため、そういった実績ある人材を採用出来ることはフリーランス人材を活用する魅力です。

即戦力の人材を採用出来る

フリーランスで活躍しようと考える人は、現場である程度の実績を積んだ人が多いため、30代の即戦力となる人材が中心であることもポイントです。

人材としてフリーランスを採用しようと考える時には、費用対効果を考慮することは当然でしょう。経験が少なくノウハウに乏しい人材を採用しても、あまり意味はありません。かといって知識やノウハウは溢れていても、外からアドバイスをもらうだけでは物足りないと思うでしょう。

そのため業務委託するフリーランスが、即戦力となるのは利点です。コンサルタント的な立場だけではなく、実際の実務を行うプレイヤーの立場としての業務も合わせて依頼することで、様々な営業戦略を効果的に実践出来ます。

出社やミーティングにも対応が可能

業務を外部に依頼するには、クラウドソーシングを利用するなどほかの方法も考えられます。しかしそういったサービスでは、在宅勤務が基本となるため一体感が乏しくなることは否めません。また副業で働く人は、日中は本業があるため業務は夜間のみということが多いでしょう。

一方、業務委託であれば、平日日中の出社やミーティングへの参加をあらかじめ契約に含めておくことで、オフィスに出勤してもらえます。そうすれば若手社員の育成も、あわせて依頼出来るでしょう。

また自社の名刺を持ってもらい、クライアントとの折衝も行うなど、チームの一員として活躍してもらうなど、様々な活用方法が考えられます。


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一方で8割の企業がまだ業務委託を利用していないというデータもある

人材の業務委託採用が増えてきてはいるものの、実際採用に至っているのは2割とのデータもあります。とくにマーケティング分野において、多くの企業が未採用となっている理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

即戦力のマーケティング人材は不足している

そもそもの問題として、マーケティングに長けた人材の総数が少ないことが挙げられます。なかでも重要が高いデジタルマーケティングの分野は需要と供給のバランスが圧倒的に需要に傾き供給が追いついていません。

これはデジタルマーケティングは分野の歴史が浅いこと、進化のスピードが速いことが理由として挙げられます。かつてマス広告などのマーケティング分野で活躍した人材は高齢化が進み、デジタルマーケティングの進化に追いついていません。そして現在の若い人材は日々の業務に追われ、デジタルの知識はあってもマーケティング分野に精通する時間がないのです。

そのため即戦力として活躍出来るデジタルマーケティング人材は不足し、人材を採用したくても出来ない企業が多いと考えられています。

エージェントの活用に慣れていない

これまでの日本企業は、新卒での一括採用、そして終身雇用が中心でした。近年転職する人が増え、終身雇用は崩壊しましたが、それでも自社での直接採用が中心である図式に変化はありません。

そのためフリーランスを採用しようと考えた時に、どのようにアプローチし、採用まで進めば良いのかよく分からないという企業が多くあります。優秀なフリーランスを業務委託で採用することに興味はあっても、その方策が分からないのです。

フリーランスを業務委託するのであれば、エージェントを活用するとスムーズですが、これまでエージェントを使ったことがない企業は抵抗や不安を感じることがあるのかもしれません。優秀なフリーランスを業務委託で採用するのであれば、エージェントの活用に対する心理的なハードルを越える必要があるでしょう。

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フリーランスの中でも最近マーケターを業務委託で使う企業が増えている

消費者の購買行動の中に「インターネットでの検索と比較検討」が含まれるようになったことから、顧客に商品を購入してもらうためには、インターネット上に商品を並べることはあらゆる業種で不可欠となりました。そのため、とくにデジタルマーケティングの分野において、人材を確保する必要性を、多くの企業が認識しています。

デジタルマーケティングといっても幅広く、広告運用やSEO対策、SNSマーケティングなど施策が多様化・高度化していることもあり、施策ごとに専門のスキルや実績を兼ね備えたマーケティング人材を活用したいという思惑もあるようです。

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実際に業務委託でマーケティング人材を活用している事例を2つ紹介します。

A社の事例

メガネ小売事業者のA社は、高度なCRM(顧客管理)を実現するためにフリーランスのデータマーケターを活用しています。

CRMを得意とする企業とも接触したものの、オンタイムで課題に対応してくれること、また「個と個」の関係を持てることから、フリーランスを選定、時給制で単価を設定し「稼働見合い」で業務委託契約し無駄な発注を防いでいます。

専門ノウハウのあるフリーランスを採用することで、送付条件などを決める高度な顧客データ分析に成功し、40パターンのDMを顧客に送付する本格的なOne to Oneマーケティングを実現しました。

B社の事例

法人向けSaaSの比較・検索サイトを運営するB社では、2017年10月から半年間プロのマーケターを採用しました。

その半年の間にPV数が2倍に成長し、その後会員登録とアクションのコンバージョンもほぼ2倍に増加しています。

また社内にプロのマーケターを迎え入れることで、社内の他のメンバーがプロから学び成長するという好影響もあったそうです。

人件費を変動費で扱える、採用リスクなく即戦力が活用出来るので注目が集まっている

業務委託によるフリーランスの雇用のメリットである、採用リスクが低い、人件費を変動費で扱えるという2点について説明します。

人件費を変動費として扱える

社員として雇用した場合には、そのマーケティング業務がない期間も、業務を探して与え続けなければ無駄なコストが発生してしまいます。しかし業務委託であれば、例えば契約期間を3カ月単位など短期で設定すれば、マーケティング課題に応じて需給コントロールが可能になるため人件費を変動費として扱えることはメリットです。

必要な期間に必要な業務だけ人材を活用出来る業務委託は、人件費のコストカットに貢献します。

まとめ

働き方が多様になり、また企業の人材活用に対する考え方も柔軟なものになってきていることを考えると、フリーランス人材を業務委託で活用する需要は今後増加していくと考えられます。とりわけマーケティング人材は、企業の経営戦略に欠かせない人材として業務委託での採用を希望する企業は増えるでしょう。

自社の希望にあうフリーランス人材にアプローチして採用に至るには、優秀な人材を揃えたエージェントの活用がお薦めです。マーケティング人材を活用し、利益を伸ばしていきましょう。


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