【必須スキル3選】フリーランスマーケターなら、ないと仕事にならないスキルとは

フリーランスとして働くことには様々なメリットがあります。

・自分の好みの働き方を実現できる
・好きな仕事を選び取り、仕事で自己実現につながる
・収入を上げることができる

さらには、マーケターがフリーランスとして独立することは実は難しくありません。

マーケターの需要は拡大しており、マーケターの働き方とフリーランスの働き方が合致しているからです。

これを聞いて、独立してみようと思っていただけたかもしれません。

しかし独立するからには、確実な手順を踏んで、リスクを最小限にした状態で独立するのが理想ですよね。

今回は、フリーランスのマーケターを目指す方に向けて、マーケターとしてどのようなスキルを身につけると、着実にフリーランスとして成功できるのかについてお話しします。

これからフリーランスとして独立することを見据えている方、フリーランスとして独立したての方はぜひお読みください。

マーケターに求められることとは

TRUST

マーケターの仕事の定義は様々に言われていますが、「商品が売れる仕組みを作ること」とここでは定義します。

その定義に基づくと、マーケターに仕事を依頼したい人は、マーケターにどんなことを期待しているでしょうか。

それは、「会社の売上を上げること」につきます

売上を上げるのを期待されているということは、クライアントへのメリットを提示するのは簡単です。

数値で表されるので結果に現れやすいですし、それが売上という、どの会社にとっても重要視している数値だからです。

一方で、売上を上げることを提示するのは責任が伴います。

クライアントが資金のやりくりをしている中で、用意してくれたお金を預かって、将来大きなリターンとして戻ってくることを約束するのがマーケターの仕事です。

そのため、クライアント目線で求められていることを2つ説明します。

①:信頼感

マーケティングに払う費用は、将来回収できるはずと信じて支払ってくれているものです。

クライアントが満足して払ったならそれでいい、というような、契約が決まるまではクライアントを丁重に扱うが、契約後は無責任なんていうことはあってはなりません。

クライアントはもちろん、しっかりと結果を残すまで責任を持って遂行してくれるマーケターに頼りたいと思っています。

そのことを仕事を引き受ける前から証明するためには、やはり実績や客観的に証明できるスキルが必要となってきます。

フリーランスとして仕事を引き受けるためには、着実に実績を積み上げていくなどして、「これだけのことができる」と誰にでも証明できるような状態になることを目指す必要があります。

②:安心感

自分のお金を預け、将来の売上を上げることを約束するのがマーケタなので、このマーケターに任せたら大丈夫な気がする、という安心感を与える必要があります。

そのため、クライアントの前では、クライアントを不安にさせないように、事前に徹底的に勉強をしておく必要があります。

また返信の速さや一定のマナーや話し方といった普段の対応からも、安心できる人かどうか判断されてしまうので、注意する必要があります。

マーケターがフリーランスとして独立するために必要なスキルとは

SKILLS

ここまでみてきたことが求められるマーケターは、どのようなスキルを身につける必要があるのでしょうか。

webマーケティングの知識とスキルの特徴

マーケターなので、まずは実際にクライアントの売上を上げることができる知識とスキルが必要になります。

インターネットの普及に伴い、webからの集客や販売方法を考える企業が多くなっていますが、まだwebマーケティングの人材は十分にいません。

その理由は、webマーケティングはまだ確立されたノウハウがあるわけではないので、実践の中で学ぶしかないからです。

さらに、流行しているwebマーケティングの施策は活発に変化するため、常にスキルを身につけ続ける必要があるからです。

webマーケティングの業界はここ10年ほどで活発になりはじめた、まだまだ歴史の浅い業界です。

そのため、今から勉強しても短期間でその10年分の歴史やノウハウを勉強し、最先端のマーケティングに追いつくことは難しくありません

ここでは、webマーケターとして独立しやすいスキルを3つ取り上げます。

①:webマーケティングコンサル

webマーケティングコンサルは、webマーケティングの全体像を把握し、予算をどのように配分し、どのような優先順位でWebマーケティング施策に取り組むと会社の利益を最大化するかを考えます。

全てのマーケティング施策の知識を持った上で、最新の事例や流行を抑える必要があります。

また、実践していないと机上の空論にすぎないため、一番身につけるのが難しいスキルになります。

その分参入障壁が高いため、高単価な案件を取ることもできますし、マーケティングコンサル自体の需要がなくなることはないので、長い間活躍することができます

マーケティング施策がたくさんありすぎてどれから手をつければいいのかわからない、という方は多いので、ぜひ目指してみてください。

②:広告運用代行

インターネット広告の運用も需要が高まっています

一昔前の広告はマスメディアの広告が主流で、大企業でなければ出稿することができませんでした。

しかし現代では、SNS広告は各媒体で存在しますし、それぞれの媒体での広告の出稿単価が低くなっているため、広告を出稿したいという人が増えているのです。

広告の出稿において大切な本質は、媒体が変わっても、大きく変わることはありません。

それに広告を作るとなると、LPが必要になったり、広告に使用する画像や動画が必要になったりするので、さらに案件が増えています。

LPや広告のクリエイティブも、マーケティングの考え方に則って作成する必要があるため、マーケターの腕の見せ所です。

③:SEO代行/コンサル

検索エンジンで調べたときに、ページを上位表示させることを目的としたものがSEOです。

GoogleやYahoo!で検索するという行動は、消費者が悩みを持って、その悩みを解決するためのものです。

検索ツールとしてSNSも流行ってきてはいますが、なにかを調べるときにGoogleやYahoo!を使うという行動はすでに広く定着しており、大きく変わることは考えにくいです。

ビジネスとは悩みの解決であり、お客さんは悩みを解決するためにお金を支払います。

そのため、悩みが顕著に現れる検索欄は、ビジネスチャンスが一番多い場所ということもできます。

しかし、検索欄で上位表示する方法を知っている人はなかなかおらず、習得するのも難しいです。

上位表示されるための方法はGoogleが提示しているのですが、全て英語で書いてありますし、その方法は半年に一回などのペースで変わってしまいます。

そのため、時代遅れで全く役に立たないような情報もたくさん流れてしまっているのが現状です。

だから、企業のマーケターが自社メディアを立ち上げて運用しているが、なかなか成果が出ないというケースも往々にしてあります

SEOは成果が出るまでに半年から1年の歳月がかかるのが普通の世界なので、成果を出すまでの期間、SEOを実践したマーケターが少ない、というのもライバルが少なく参入
しやすい理由となっています。

プラスで必要な営業スキルやコミュニケーションスキル

どんな業種でもフリーランスは、営業をして自分で仕事をとってくる必要があります。

独立している人の中には、営業の経験がある方が多いです。

営業の基本的なスキルを身につけたり、クライアントに提案する経験を数多くこなすと、それだけフリーランスとして有利に進めていくことができます。

また、マーケターはフリーランスになっても多くの職種の人と仕事をこなす必要があります。

例えば広告を打つときは、広告の画像を作るためにwebデザイナーにお願いしたり、webページを作るためにエンジニアにお願いする必要があります。

YouTubeやTikTokといった動画を用いたマーケティングを行う際には、動画編集者にお願いする必要があります。

このように様々なスキルを持っている方を束ね、全体として売上を上げるという成果に結びつくようにディレクションをする必要があります。

そのため、各立場の人の気持ちを汲み取って、円滑にコミュニケーションをとるスキルは必ず求められます

コンサルティングスキル

マーケターとして仕事を引き受ける際、ただお願いされたように「広告を打つ」「SEO対策をする」だけでは成果につながらないことがよくあります

それは、そもそも会社の方針として、ターゲットの選び方を間違えていたり、会社の魅せ方ががうまくなかったりするからです。

そんなときにマーケターは、「お願いされたことをただこなすだけ」にとどまっていては、成果を出すことにつながりませんし、そこでクライアントの満足を得られなければ、依頼が継続しません。

逆に、会社の課題を見つけて解決までできると、実績になるような成果を出すこともできますし、紹介を受けて新たなクライアントを獲得することにもつながります。

コンサルティングスキルというと難しく聞こえるかもしれませんが、

・クライアントの目的を叶えるためにはどのような課題があるのか、第三者の目線で分析すること
・分析した課題の優先順位づけして、解決していくこと

を、行うだけです。

多くの企業が、「売上を上げること」を目標としているため、マーケターとして売上を追い求めること自体が、企業にとってのコンサルティングにもなります

スキルを身につければ独立できる

business

独立すると肩書きがなくなるため、自分の力は実績で語る必要があります

そのため、この記事で見てきたようなスキルを身につけるようにしましょう。

特にマーケティングのスキルは、情報を得るだけ、座学で勉強するだけ、といった状態では、実践の場で役に立つのかどうかもわからずあまり意味がありません。

そのため、まずはクライアントを獲得し、実践の場で経験しながら身につけていく必要があります。

ブレーンスタイルが提供するマーケターマッチングでは、マーケターに特化して、クライアントとフリーランスを結び付けています。

そのような場を活用すると、最初から簡単に仕事を見つけることができるため、ぜひ活用してスキルを身につけていってください。