フリーランスのマーケターに業務委託をすることで成果が最大化する企業とは

マーケターが自社に不足しているとお考えの方は、どのようにして不足した人材を埋めようとしているでしょうか。

・新卒で採用して教育する方法
・既にマーケティングのスキルのある人を中途採用する方法
・マーケティングのフリーランスに業務委託する方法
・マーケティングの会社に業務委託する方法

が考えられます。

今回は、その中でもフリーランスマーケターを採用することが適している企業とはどのような特徴があるのかについてお話ししていきます。

企業に勤めて働くのが当たり前の時代から、フリーランスという選択肢が取られる時代になってきています。

フリーランスの増加推移

ランサーズ社の調査によると、2015年に937万人だったフリーランスの人口は2021年には1577万人まで増えました。

そのため、フリーランスとして活動している人材に業務委託できるようになると、優秀な人材と仕事をすることが容易にできるようになります。

そのため、ぜひこの記事を読んで、フリーランスのマーケターを採用することのメリットやデメリットを考え、フリーランスと一緒に仕事をする方法を考えてみてください。

フリーランスマーケターに任せるメリット

メリット

まずは、フリーランスのマーケターに任せることのメリットを4つ見ていきます。

フリーランスマーケターに任せるメリット①:自社にないノウハウや知識を補完できる

フリーランスに業務委託する理由として、自社にないノウハウを持った人に助けてもらうことが挙げられます。

フリーランスの強みは、フリーランスとして活動していることによって、様々な業界のマーケティングの仕事を行えることです。

様々な業種、マーケティングの手法をこなしてきたマーケターは、それだけ様々なマーケティングの手法を提案することができます。

「この業界ではこの販促方法しかない」と思っていたところに、他のマーケティングの支援を行ってきたフリーランスが、今までとは全く違う手法を提案することがあります。

もちろん自社のメンバーの方が商品や競合の理解も進んでおり、その業界のマーケティングに精通しています。

しかし、そのことに自信を持ち続けず、他の知識を取り入れることが、新たな販売チャネルを開拓することにつながります。

フリーランスのマーケターに任せるメリット②:社内の人材育成につながる

フリーランスに任せる場合は、フリーランスが自社のメンバーの1人のような動き方をしてくれることも期待できます。

仮に外部の会社に委託した場合ですと、マーケティングの業務を丸々外部の会社に任せることになります。

すると、マーケティングのノウハウや、実際にマーケティングを行ったことから得られる経験も全てその外部の会社のものとなってしまいます。

一方でフリーランスに委託した場合は、社員のメンバーを巻き込みながらフリーランスに業務を行ってもらうことも可能ですし、社員の教育や社内マニュアルの整備なども依頼できます。

すると、社内のメンバーがフリーランスから刺激を受けたり、学んだり、会社にノウハウが蓄積されていくことも期待できます。

フリーランスのマーケターに任せるメリット③:リスクが小さい

フリーランスで業務委託をすることのメリットはリスクの小ささもあります。

一時的に業務の人手が足りない場合は社員を雇用するのではなく、フリーランスにお願いすると、その業務がなくなったら契約を終了すれば良いだけなので人手が浮いてしまうこともありません。

人を採用してしまうと、その業務がなくなったとしてもお給料を払う必要があるので、その分の費用を払い続けなければならないというリスクがあります。

フリーランスに依頼する場合は、やって欲しい仕事だけをポイントで依頼することができるので、その他のリスクも考える必要がありません。

また社員を採用した場合で、その社員が会社に適さなかった場合、採用や教育にかけたコストが無駄になってしまいます。

採用した社員に対しては社会保険料や税金を払わなければならないという義務もあります。

フリーランスのマーケターに任せるメリット④:業務量に応じてすぐに補完できる

フリーランスに仕事を任せるときは、仕事量に応じて素早く対応してもらうことができます。

例えばフリーランスのプラットフォームなどを使うと、その日のうちにフリーランスと出会えて、即日業務を始めてもらうことも可能です。

一方企業に依頼する場合は、一定以上の支払い金額でなければ引き受けてもらえなかったり、依頼してから業務が開始するまで1ヶ月とかかる場合もあります。

その点、フリーランスは必要な量を必要なタイミングから業務をはじめてもらうことができます。

立ち上げ時で、こまめにコミュニケーションをとって変化させながらスピーディに行う必要があるときなどは特におすすめです。

フリーランスに任せるデメリット

デメリット

フリーランスに依頼するのは以上のようなメリットがありますが、メリットがあるということはもちろんデメリットも存在します。

デメリットが分かった上で検討することが大切です。

ここからはフリーランスに依頼することのデメリットについて3つ見ていきます。

フリーランスに任せるデメリット①:継続して任せられるか不明

フリーランスに任せる場合、業務量を必要な分だけ依頼する事ができると説明しました。

その反対を返すと、フリーランス側も都合を通す事ができるのです。

またフリーランスは基本的に1人で行動しているため、病気や怪我、一身上の都合などで仕事ができなくなってしまう場合もあります。

そのため、仕事を任せていても急に仕事をしてくれなくなるというリスクがあります。

このリスクを免れるためには、業務委託先を分散させる事が有効です。

また、任せられなくなった時にすぐに代わりのフリーランスを見つけられるかどうかも鍵となります。

そこで、マーケターのフリーランスが多数登録しているプラットフォームを活用する事がおすすめです。

フリーランスに任せるデメリット②:規模の大きな案件は任せにくい

案件の規模が大きくなってしまうと、その案件における業務量が膨大なものになります。

フリーランスは基本的に1人で行動しています。

そのため案件の規模が大きくなると、フリーランスに依頼するために切り出すことが困難になってくるので、企業に一任したり、フリーランスに依頼する場合でも多数のフリーランスが登録・所属しているところに頼むなどした方が、全ての業務を任せられて安心できます。

案件によってもフリーランスに任せるのか企業に任せるのかどちらの方が適しているのかということは変わってくるので、使い分ける事が求められます。

フリーランスに任せるデメリット③:その都度フリーランスを探す手間がかかる

フリーランスは基本的に得意分野があり、任せたい業務に応じてその業務を得意としているフリーランスを探してくる必要があります。

そのため任せたい業務が出てくるたびにフリーランスを探してくる必要があります。

そして、新しい人と仕事を始めるからには、うまくいかないというリスクを抱えながら行うことになります。

人材採用のコストを減らす方法は2つあります。

1つは人からの紹介を頼りに探すことです。

紹介されたフリーランスは実力も働き方も信用できます。

もう1つはフリーランスが多数登録しているプラットフォームを活用することです。

様々なフリーランスを一度に見る事ができるので、一番自社に適したフリーランスを選び取る事ができます。

フリーランスに依頼することに適している企業

企業

ここまで、フリーランスに依頼することのメリットとデメリットを見てきました。

結論として、フリーランスの業務委託が適している企業はどのような企業でしょうか。

その要素を2つご紹介します。

フリーランスに依頼することに適している企業①:新規事業の立ち上げを行っている会社

新規事業を立ち上げる際、その業界のマーケティングについては企業側に知識がありません

そこからマーケティングについても勉強しキャッチアップをするのが王道の方法ではありますが、商品開発や顧客のアフターフォローなど他にも集中して行わなければならない業務がたくさんあります。

そのため、マーケティングを業務委託し、ノウハウを効率的に学ぶのがオススメです。

しかし、企業に委託してしまうと、実験の段階から多額の投資が必要であったり、ターゲットや訴求軸を変えるという小回りの効いた開発をする事が難しくなってしまいます。

そこでスピード感を持って、新しいことに挑戦してくれるようなフリーランスのマーケターと業務を進めていく事がオススメとなります。

フリーランスに任せるのが適している企業②:まだ教育にコストをさく余裕がない企業

まだマーケティングに関して社員を教育する余裕がない規模の企業にも、フリーランスのマーケターを採用することはオススメです。

そのような段階では、転職市場でマーケティングのフリーランスを探す事をまず初めに考えるかと思います。

しかし、先に説明した通り、フリーランスになる人口は急激に増えていますし、優秀な人材は独立しているケースが多いです。

また、フリーランスの方が幅広い経験を持っているため、柔軟で幅広い知識を持っている場合が多いのです。

そのため、フリーランスのマーケターにチームに入ってもらうことの方が、会社内に幅広いノウハウが溜まりやすく、他のメンバーにも良い影響を与えることを期待できます。

マーケティング業務はフリーランスに委託しよう

会議

フリーランスに業務委託をすべき企業の特徴について見てきました。

今までフリーランスにお願いすることを躊躇していた企業でも、当てはまっているのでしたらぜひとも始めることをオススメします。

特に初めはフリーランスをどうやって見つけたら良いのか、本当に実力が伴っているのかなどが不安に思われるかもしれません。

そこで、マーケティングのフリーランスに特化したプラットフォームをご活用ください。

ブレーンスタイルが提供するマーケターマッチングでは、フリーランスマーケターの実力と希望条件を元に企業とのマッチングを行っています。

マーケティングの腕が確かなフリーランスを、欲しいタイミングで、欲しい人数を採用できるので、デメリットで取り上げたこともカバーする事が可能です。