業務委託案件、最近のニーズについて
弊社にご依頼をいただく最近の業務委託案件のニーズと傾向についてまとめてみました。リモートワークが定着した一方で、「対面でのミーティングが必要」と要望される案件が増えています。多くの企業が出社に回帰しており、業務委託者にもプロジェクトの複雑化や関係者間の意思疎通を強化する目的で、一定の出社を求めるケースが増えているようです。
但し、出社の割合は多くても月1~2回程度、1日ずっといて欲しいという要望ではなく、MTGベースでの出社要請が多いです。また、稼働量も高めの案件が多くなっており、70%~100%の稼働を求める案件が増加傾向にあります。
業務内容については、これまであまり要望のなかった領域の問い合わせも増えています。例えば、インバウンドマーケティング(アジア圏、欧米圏など地域の指定もあり)案件、PM系の業務(社内マニュアル作成、プロジェクト・事業推進サポートなど)など。さらに、販売データの分析といった必ずしもデジタル領域に限定されない仕事のニーズも拡大しています。
問い合わせの間口は広がる一方で、SEOやリスティング広告のニーズが若干減少している印象があります。若年層の検索行動の変化が影響している可能性もあり、SNSや動画プラットフォームを利用したマーケティングの重要性がさらに高まっているようです。
デジタル/マーケティングの業務領域は常に変化しています。新しいスキルが求められたり、業務内容が広がったりすることは、フリーランスの皆様にとっても選択肢が増えるでしょう。ぜひ、ご自身のスキルや経歴書を整え、「何ができるか」をより明確に打ち出してみてください。企業は業務委託には即戦力として活躍できる人材を求めています。
スタッフ一同、今後も皆様に最適なマッチングを提供できるよう努めてまいります。変化の中でチャンスを掴み、一人ひとりが最適な案件と出会えるようサポートいたします。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。