仕事のできる人が備えている“基礎力”とは
ここ数年、フリーランスやパラレルワーカーとして業務委託で自由に働く方が増えてきました。弊社にもさまざまなバックグラウンドを持つ方が日々ご登録くださっています。
一方で、最近よくいただく声として「以前より案件が取りづらくなってきた」というものがあります。こういった領域でも人材が増え、競争が激しくなってきているようです。
同じ環境下でも、継続的に案件を獲得し、企業との契約が続いている方もいます。弊社もエージェントの立場で、リピートの依頼をかける人が一定数います。 この違いはどこから生まれるのでしょうか。
ひとつには「今」企業から求められる旬のスキルや実績があるかどうかです。
たとえば広告運用やデータ分析、MAツール活用、CRM構築など、デジタル領域はトレンド、技術やツールのアップデートが早く、数年前の知見や手法では即戦力と見なされないことも少なくありません。
スキル面以外にも企業側が重視しているのが「ビジネスの基礎力」です。基礎力とはどのようなものを指すのでしょうか。
弊社の理解では、単に知識や経験を指すのではなく、どんな環境や現場でも安定して成果を出すためのビジネスパーソンとしての土台となる力のようなものです。
たとえば以下のような力が挙げられます:
・論理的に考え、話を整理できる力
・計画を立てて実行する力(納期管理・進捗管理など)
・誤解のないコミュニケーションを取る力
・状況を正しく読み取り、適切に動ける力
・自分のタスクやコンディションを自己管理する力
たとえスキルが同じでも、この基礎力によって「信頼できる、信頼される人材かどうか」は大きく変わってきます。弊社の客観的な見立てでは、結果的に大手企業や有名企業で経験を積んだ方の方がこのあたりの能力が高く、即戦力を求める企業から評価されるケースが多いです。
たとえば弊社と契約して進める業務においても以下のような場面で差が出てきます:
・契約内容や業務範囲を明確に理解・すり合わせできる
・初期段階で期待値調整を行い、進行ルールを合意できる
・自分の進めている業務の成果や進捗を「見える形」で適切に報告できる
・問題発生時には冷静に整理し、打ち手を提案できる
・業務を進行する上で、ステイクホルダーと適切に正しいタイミングでコミュニケーションを図れる
ここにあげたような内容は、前述した「基礎力」に支えられています。
企業も面談時に「業務にフィットするか」に加え、基礎力を重視していることが多く、結果的に基礎力が高い方ほど契約が取れ、長く続き、またリピートにつながる傾向があります。
スキルアップと並行して、自分の基礎力を見直してみること、それが変化の激しいこの業界で「選ばれ続ける人」になるための近道かもしれません。
最後に
弊社ではデジタル/マーケティング領域の業務委託案件をご案内する「+デジタル」を運営しています。
サービスへの登録費用は一切かかりません。
デジタル/マーケティング領域に特化しており、パラレルワーカー、複業、フリーランスなど多様なハイスキル人材が多くの案件で活躍しています。
下記のリンクよりご登録いただきましたらビジネスプロデューサーとオンラインで面談させていただき、ご経歴やスキル、強み・志向性などをヒアリングし、プロフェッショナルとしての適性を確認させていただきます。
デジタル/マーケティング領域で一定以上のスキルをお持ちの方や過去の経験や実績に自信をお持ちの方からのご連絡をお待ちしています。